シンデレラ城のモデルの1つとも言われているノイシュヴァンシュタイン城。冬に行くと雪が降っていて寒いので厚手の上着が必須ですが、きれいな雪景色です。夏もみどりに囲まれていて綺麗な景色が広がります。
今回はノイシュバンシュタイン城の楽しみ方についてお伝えします。旅行前にぜひチェックしていってください。
入場について
入場料は買い方によって異なります。現地購入の方が安いので購入できる人は現地購入の方がお得です。
また時期によって営業時間が異なるので注意が必要です。
入場料
【現地購入】€15
【オンライン購入】€17.5
営業時間
【冬季】10:00~16:00
【夏季】9:00~18:00
ガイドツアー
所要時間・購入方法
ノイシュバンシュタイン城は中に入ることができます。所要時間は約30分です。
チケットは事前にネットで購入するか、麓のチケットセンターで購入するかのどちらかです。ただし、ネットで買うと現地で買うよりも少し高くなってしまうので注意が必要です。
音声ガイドの言語
日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、韓国語、中国語など多数
これらの情報はノイシュバンシュタイン城のHPで確認可能ですが、日本語での表記はありません。
英語であれば選択できます。
ノイシュバンシュタイン城の歴史
ノイシュバンシュタイン城はルートヴィヒ2世というバイエルン王国の王様によっておよそ150年前に建設が開始されました。
しかし、実は建設が中止された未完成のお城です。
ルートヴィヒ2世は楽劇王とも言われた作曲家のワーグナーの歌劇の虜になってしまい、ワーグナーに捧げるために建設されたと言われています。
お城の作りはワーグナーの歌劇に出てくるような中世を連想させるデザインですが、実際に作られたのはおよそ150年前なので、中世よりはかなり後に建設されたことになります。
建設が進み、人が住める状態になってからはルートヴィヒ2世が住んでいたそうです。
建設が中止されたのはルートヴィヒ2世が亡くなったためです。
ルートヴィヒ2世はノイシュバンシュタイン城以外にもお城の建設を計画しており、それらの建設費などのために国債を発行していたようです。
このようなお金の使い方などに危機を感じたバイエルン政府がルートヴィヒ2世を精神病と認定させたそうです。
ただ、この認定にいたる診察は不十分だったとも言われています。
その後、ノイシュバンシュタイン城からベルク城に送られて、その次の日に湖で謎の死を遂げていたそうです。
ルートヴィヒ2世がノイシュバンシュタイン城に住んでいたのは170日程度だったと言われています。
ルートヴィヒ2世は「自分が死んだらノイシュバンシュタイン城を破壊してほしい」と生前言っていました。
選ばれた人が入れる場所としたかったのでしょう。
しかしながら、今では年間100万人以上もの人が訪れる場所となってしまいました。
良いのか悪いのか分かりませんが、ドイツの大人気スポットですね。
そんな歴史も感じながらぜひお楽しみください。
まとめ
ノイシュバンシュタイン城のツアーと歴史についてお話しました。入場料や営業時間は事前にチェックしていきましょう。
シンデレラ城のモデルになったノイシュバンシュタイン城がどのようにして建てられたのかを頭の片隅におきながらぜひ満喫してみてくださいね。