新NISAが始まる前にNISAを始めるべきか?


2024年から新しいNISAが始まるにあたり、今年中にNISAを始めるか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どうせ来年から新しくなるし無理に始めなくても…と思っている方もいらっしゃいますか?
NISAの始め時に悩んでいて資産がある程度あるのであれば、できる限り早めに始めることを私はおすすめしています。したがって、『新NISAが始まる前にNISAを始めるべきか』という問いにたいしては『はい』と回答します。その理由を新NISAの内容と合わせてご説明していきたいと思います。

 

 

 

NISAとは

NISAとは株や投資信託のような金融商品にかかる税金が免除される制度のことを言います。イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにしており、日本版ISAということでNISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という呼ばれています。

2024年から新しいNISAが設立され、現行の制度から大きく変化します。まずはこのことについてご説明します。

 

2024年よりも前まで

現在は下記のような運用になっています。

成人年齢が2022年4月から18歳に引き下げられましたが、2022年末までは一般NISAとつみたてNISAの対象者は20歳以上でした。

ただし、2023年以降は18歳からNISA口座の開設が可能となっています。


2024年以降

新しいNISA : 金融庁

 

大きく変化するポイントは非課税保有期間が無制限になる点ではないでしょうか。
今までは一般NISAなら5年、つみたてNISAなら20年と期限が決められていました。一般に株式投資は長期で積み立てるほど利益を得やすいと考えられているので、この非課税保有期間が長くなることで節税効果が大きくなる可能性も上がるといえるでしょう。

また、2023年中にNISAを始めるかどうかのポイントとなるのは現行制度との関係という欄にある文言です。

『2023年までに現行の一般NISA及びつみたてNISA制度において投資した商品は新制度の外枠で、原稿制度における非課税措置を適用』

通常、新NISAの非課税枠は1800万円です。しかし、2023年末までにNISAをやっていた場合はその額が加算されるので1800万円以上の額を非課税枠として持つことができます。

例えば、今年一般NISAを始めるのならば、最大120万円投資した運用額5年間加算され、実質非課税枠が1920万円になります。

 

金融商品にかかる税金

NISAには節税効果があるのですが、そもそも金融商品にかかる税金とはどのようなものがあるのでしょうか。

例えば株で10万円の利益を得たとしても約2万円は税金として納めなければいけないので手元に残る利益は約8万円になってしまいます。

ところが、NISA口座を使用することで毎年一定金額は税金がかからなくなります。つまりNISA口座内で10万円の利益を得たら10万円の利益がそのまま手元に残ります。

配当金も同様に通常は20%の税金がかかるのでNISA枠で運用することで節税効果があるといえます。

 

 

まとめ

『新NISAが始まる前にNISAを始めるべきか?』というお話でしたが、その結論は『始めるべき』と私は考えます。

理由は2023年末までにNISAを始めることで非課税枠を増やすことができるためです。

ただし、投資にはリスクもありますし、自分の資産がどのくらいあるかによっても回答は異なりますので、あくまで自己判断でお願いします。

NISAを始めるタイミングが分からない方は口座開設だけでも初めて見てはいかがでしょうか。

 

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