株の注文方法には成行注文・指値注文・逆指値注文の3種類があります。
このページではこの3種類の注文方法について解説していきます。
はじめに
成行注文・指値注文・逆指値注文は売買する株価を決める方法が違います。
成行注文:
現在の株価で売買する方法。
指値注文:
価格を設定し、買うときはその値を下回ったら、売るときはその値が上回ったら取引を行う方法。
逆指値注文:
価格を設定し、買うときはその値を上回ったら、売るときはその値が下回ったら取引を行う方法。
具体例を挙げながらそれぞれご説明していきます。
成行注文
「なりゆき」と読みます。
これは今の株価で購入する方法です。
株価100円の銘柄を例に考えていきましょう。
成行注文で購入したのであれば、1株100円(+手数料)で購入することができます。
逆に売却するときも同様に1株100円(+手数料)で売却することができます。
今すぐ購入したい場合は成行注文を選択しましょう。
指値注文
「さしね」と読みます。
例えば、1株100円で指値注文したとします。
購入の指値注文であれば「1株100円以下になったら購入します」という意味になります。
1株101円では取引されませんが、1株100円に下がった時点で取引が成立します。
「購入に1株100円以上は使いたくない」ということを実現する購入方法です。
『平日昼間は働いているから金曜の夜に注文したいけれど、土日をはさんだ月曜日に株価が上がっていたら買いたくないな』というときなどに使える注文方法です。
購入期間も一定期間であれば指定できます。
売却するときは「1株100円以上になったら売却します」という意味になります。
1株99円の時は取引されませんが、1株が100円になった時点で成立します。
「売却により1株100円以上を手に入れたい」ということを実現する売却方法です。
指値注文の場合は現物取引を前提に取引する人が想定する以上のお金が動かないような取引になっています。
逆指値注文
例えば、1株100円で逆指値注文したとします。
株などを購入する場合、逆指値注文であれば「1株100円以上になったら購入します」という意味になります。
1株99円では取引されませんが、1株100円に上がった時点で取引が成立します。
指値注文であれば「1株100円以下になったら購入します」という注文になるのでここが逆になります。
売却するときは「1株100円以下になったら売却します」という意味になります。
1株101円の時は取引されませんが、1株が100円に下がった時点で成立します。
逆指値注文は信用取引をしている人が想定する以上のお金が動かないような取引になっています。
逆指値注文は信用取引をしていないとイメージしづらいかもしれません。
まとめ
成行注文・指値注文・逆指値注文の違いについてご説明しました。
成行注文:
現在の株価で売買する方法。すぐに取引したいときにおすすめです。
指値注文:
価格を設定し、買うときはその値を下回ったら、売るときはその値が上回ったら取引を行う方法。様子を見ながら現物取引をしたいときにおすすめです。
逆指値注文:
価格を設定し、買うときはその値を上回ったら、売るときはその値が下回ったら取引を行う方法。様子を見ながら信用取引をしたいときにおすすめです。
指値注文・逆指値注文は株価の様子を見ながら取引ができる一方で、自分の定めた株価ならずに取引のタイミングを逃すこともあるので要注意です。
自分にあった購入方法を選びましょう。
また、20代OLのポートフォリオはこちらでご紹介しています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
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